ヤストメ 【安留】レベル4
約1,000人
日本姓氏語源辞典
鹿児島県、山梨県、東京都。創賜。やすらかで留まる状態から。江戸時代にあった門割制度の安留門から。門の位置の例。鹿児島県志布志市有明町野神、宮崎県都城市志比田町。門による明治新姓。山梨県上野原市秋山遠所では福井県西部(旧:若狭国)の保見(安見)荘から平安時代に称して大阪府交野市私部の私部城で戦国時代に城主だった安見氏が1580年(天正8年)に来住後に名前を隠すため安見の「見」を「留」にして改姓したと伝える。安見参照。同地では宮崎県都城市志比田町の小字の安留から来たとの伝もあり。伝承からの推定では江戸時代初期以前の来住。山梨県都留市に江戸時代にあった。安富姓あり。福井県小浜市城内が藩庁の小浜藩士に江戸時代にあった。同藩士は東京都八王子市の出と伝える。岡山県岡山市北区足守が藩庁の足守藩士に江戸時代にあった。同藩士に同時代に安富姓もあった。安富参照。
※島根県益田市に安土桃山時代にあった。同地から山口県萩市須佐に1601年(慶長6年)に来住したと伝える。
2021年 7月 5日 更新