アダチ 【安達】レベル6
約76,000人
日本姓氏語源辞典
東京都、山形県、愛知県。続いて北海道、新潟県、島根県、神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府。アンダチ、アンダツは稀少。岐阜県でアンダツが存在。
①福島県安達郡発祥。平安時代に記録のある地名。神奈川県鎌倉市雪ノ下・小町が政庁の鎌倉幕府の幕臣に鎌倉時代、福島県福島市杉妻町が藩庁の陸奥福島藩士に江戸時代にあった。栃木県塩谷郡塩谷町大久保、神奈川県伊勢原市西富岡では草分けと伝える。
※高句麗系。同源。843年（承和10年）に陸奥安達連の氏姓を賜った事例があった。陸奥安達連は現存するか不明。
②足立の異形。徳島県徳島市徳島町城内が藩庁の徳島藩士に江戸時代にあった。同藩士は足立姓だったと伝える。鳥取県米子市和田町では1872年の明治新姓時に足立姓から改姓したと伝える。奈良県宇陀市榛原足立は室町時代に「阿立」の表記で記録のある地名。同地に分布あり。
※コリア（朝鮮・韓国）系。個人名。安に名前の「達」を追加。大阪府高石市で1979年2月26日に帰化の記録あり。本姓は安。安参照。
2022年 7月 3日 更新