クニヒロ 【国広】レベル5
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日本姓氏語源辞典
①個人名。広島県広島市佐伯区湯来町大字多田の小字の中倉では山口県下関市で1185年(元暦2年・寿永4年)にあった壇ノ浦の戦い後に平家の落人の遠藤弥平次国広が来住して称したと伝える。遠藤参照。平参照。山口県周南市、広島県三原市に江戸時代にあった。広島県三原市久井町下津(旧:国広名)は1598年(慶長3年)に記録のある地名。愛媛県西条市丹原町長野国広に戦国時代にあった。地名は推定では人名から。
※広島県三次市和知町の国広山は和歌山県から江戸時代に来て城を築いた田辺勘七国広からと伝える。田辺参照。
②福岡県飯塚市潤野の小字の国広から発祥。同地付近に分布あり。
③大分県国東市国見町伊美の小字の国広から発祥。大分県国東市国東町浜では塩屋姓から改姓して改姓後も屋号として塩屋を使用していたと伝える。伝承からの推定では江戸時代末期。塩屋参照。大分県大分市本神崎では「邦広」と表記していたと伝える。推定では江戸時代。邦広は現存するか不明。
④兵庫県佐用郡佐用町東中山の小字の国広から発祥。同地付近に分布あり。
2022年 7月 31日 更新