武者の由来、語源、分布

ムシャ 【武者】^{レベル5
約3,300人}  日本姓氏語源辞典

宮城県、新潟県、群馬県。タケバは稀少。

①職業。武士から。新潟県新発田市では新潟県新発田市麓・東宮内にあった加地城の武士の後裔で鎌倉時代に帰農したと伝える。群馬県安中市松井田町八城では長野県南佐久郡・北佐久郡から1573年から1592年（天正年間）に来住したと伝える。岩手県一関市室根町折壁では真山氏から働きのよさにより江戸時代に賜ったとの伝あり。群馬県沼田市西倉内町が藩庁の沼田藩士に江戸時代にあった。

②合略。武田の略。宮城県亘理郡亘理町荒浜では戦国時代・安土桃山時代の武将である武田勝頼の家臣の後裔が武田の「武」と「者」を使用したと伝える。武田タケダ参照。東京都千代田区千代田が政庁の江戸幕府の幕臣に江戸時代にあった。同幕臣は戦国時代・安土桃山時代の武将である武田勝頼の家臣で千葉県山武市付近（旧：武射郡）を江戸時代初期に領していたと伝える。武射は奈良時代に記録のある地名。地名はムサで江戸時代にムシャと発音した。

タケバ 【武者】^{レベル5
約3,300人}  日本姓氏語源辞典

武者ムシャ参照。