曲の由来、語源、分布

マガリ 【曲】^{レベル4
約500人}  日本姓氏語源辞典

大阪府、大分県、富山県。

①大分県大分市曲発祥。江戸時代に記録のある地名。地名は平安時代に成立した曲別府の開発者の勾氏からと伝える。勾は現存するか不明。

②富山県氷見市余川の小字の曲から発祥。同地付近に分布あり。

③石川県七尾市能登島曲町発祥。室町時代に「鈎」の表記で記録のある地名。地名は「勾」とも表記した。

④岡山県真庭市蒜山真加子の小字のまがりから発祥。同地付近に分布あり。

⑤合略。大曲の略。長崎県大村市玖島では長崎県佐世保市の針尾島で戦国時代に大曲姓で大村氏の家臣となった際に大村の「大」を憚って略したと伝える。推定では江戸時代初期。大曲オオマガリ参照。大村オオムラ参照。

⑥シナ（中国）系。神奈川県平塚市で1993年12月6日、神奈川県横浜市中区で2002年2月1日に帰化の記録あり。日本音はキョク、シナ音はチュー。

※コリア（朝鮮・韓国）系。日本音はキョク、コリア音はコク。

※鹿児島県の奄美群島の一字姓。鹿児島県大島郡喜界町滝川で1879年に記録あり。

キョク 【曲】^{レベル4
約500人}  日本姓氏語源辞典

曲マガリ参照。