高島の由来、語源、分布

タカシマ 【高島】^{レベル6
約53,700人}  日本姓氏語源辞典

北海道、大阪府、東京都。続いて兵庫県、神奈川県、富山県、茨城県、埼玉県、愛知県、福井県。

①滋賀県高島市発祥。奈良時代に記録のある地名。長崎県長崎市では1574年（天正2年）に来住したと伝える。

②埼玉県深谷市高島発祥。鎌倉時代に記録のある地名。

③長野県諏訪市高島発祥。戦国時代に記録のある地名。

④地形。高い島状の土地から。熊本県上天草市大矢野町上に分布あり。

⑤合略。島袋の略。沖縄県沖縄市越来では高江洲の屋号の「高」と島袋姓の「島」から1945年以降に改姓したと伝える。推定では琉球王国時代からの屋号。島袋シマブクロ参照。

⑥コリア（朝鮮・韓国）系。推定での比率は約3%。地形。高に「島」を追加。福井県敦賀市で1961年1月10日に帰化の記録あり。『官報』の表記は「髙島」。本姓は高。高コウ参照。

※アイヌ系。北海道小樽市（旧：高島郡）発祥。江戸時代に「タカシマ」の表記で記録のある地名。