植村の由来、語源、分布

ウエムラ 【植村】^{レベル6
約36,700人}  日本姓氏語源辞典

大阪府、兵庫県、京都府。続いて東京都、奈良県、愛知県、神奈川県、北海道、香川県、千葉県。

①上村の異形。愛知県では静岡県西部（旧：遠江国）の上村から室町時代に上村姓を称して1492年から1501年（明応年間）に改姓したと伝える。奈良県高市郡高取町高取が藩庁の高取藩主、千葉県勝浦市串浜が藩庁の勝浦藩主、大阪府河内長野市西代町が藩庁の西代藩士に江戸時代にあった。高取藩主に上村姓からの改姓とする伝承あり。静岡県袋井市浅羽付近（旧：上村）は戦国時代に記録のある地名。地名はカミムラ。善隣。兵庫県丹波篠山市西荘に分布あり。上村カミムラ参照。

②鹿児島県姶良郡湧水町恒次の小字の植村から発祥。同地に江戸時代に門割制度の植村門があった。門による明治新姓。

③鹿児島県霧島市横川町中ノ上植村・下植村発祥。同地に分布あり。