桜の由来、語源、分布

サクラ 【桜】^{レベル4
約900人}  日本姓氏語源辞典

岩手県盛岡市、青森県、広島県。

①事物。植物の桜から。岩手県宮古市腹帯では1596年から1615年（慶長年間）頃に居住した際に満開だった山桜からと伝える。広島県神石郡神石高原町油木では桜屋の屋号を使用していたと伝える。推定では江戸時代。鹿児島県大島郡喜界町赤連に分布あり。同地で1879年に記録あり。鹿児島県の奄美群島の一字姓。

②長野県長野市桜発祥。戦国時代に記録のある地名。

③鹿児島県薩摩郡さつま町二渡の小字の桜から発祥。同地付近に分布あり。

※佐倉の異形。

※宮城県登米市米山町の桜岡は江戸時代に記録のある地名。同地に分布あり。

※奈良県奈良市雑司町にある華厳宗の東大寺の正倉院で奈良時代に桜連の氏姓の記録あり。